カーシェア各社の比較

 

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カーシェアの人気3社の比較してみました。そんな中、また新しい特色の持ったカーシェア会社を見つけたので、カーシェアの検討の方におすすめです。

既にカーシェアの登録をされている方でも、月額などの料金も発生しないので全く無駄にならず、もう一個の選択肢として利用することができます。

 

新しいカーシェア会社が気になる人は目次から一気に飛んでみて下さい。

 

カーシェアとレンタカー比較

古くからあるレンタカーとカーシェアではどこが違うのでしょうか?

簡単にではありますが、それそれの特徴を比較してみました。

《ガソリン(給油)》

カーシェア:ガソリンの負担は基本不要

(利用時に少ない場合は、車内にあるガソリンカードで給油する)

レンタカー:満タン返しorガソリン代の清算

《保険》

カーシェア対人、対物事故の補償付き。車両のノンオペレーションチャージに対しては1回330円で加入可能。

レンタカー:補償内容別のプランで24時間単位で加入。24時間2,000〜3,000程度。

《利用可能時間》

カーシェア:会員カードやスマホで借りる為、24時間利用可能。

レンタカー:営業店の営業時間と準ずる。9時〜20時程度。

《車両の種類》

カーシェア:ステーションにある車両内で空いている車両のみ利用。

車両の年式は数年程度前のものが多い。

レンタカー:大手レンタカー会社であれば、最新から1年程度の型落ち程度の車両。

《車内装備》

カーシェア:利用システムと連動している為、カーナビやオーディオは標準完備。

レンタカー:大手レンタカー会社であれば、最新に近い装備。

《オプション》

カーシェア:基本なし。冬タイヤなども寒冷地以外は穿き替えなし。

レンタカー:別料金で選択可能。冬タイヤの穿き替えも可能。

《整備、清掃》

カーシェア:都度は行わない。定期巡回点検時に簡単な整備と清掃をその場で行う。(利用者のモラル時代)

レンタカー:利用の前と後共に都度行う。

 

カーシェアとレンタカーどっちがお得?

結論から言いますと、使い方で変わってきます。

24時間以上利用するのであれば、レンタカーの方がお得になりやすいです。

レンタカーは1日以上を想定したプランが多い為、長時間になるほど1日あたりの料金が安くなります。

12時間>当日>1泊2日

返却が営業店なので、営業時間内に戻せなければ1泊2日となってしまうのも、レンタカーのデメリットの一つである特徴です。

日常というより、旅行などを想定したプラン内容が基本です。

それに対してカーシェアの利点はどこでも借りる事が出来て、短時間のプランが充実しているという事です。利用するにあたって手続きの前後の時間も不要なので、正に気軽にという言葉が相応しいサービスです。

例えば、旅行や出張時にレンタカーは不要だと思って現地を訪れたが、急遽必要になったという事態になっても現地にステーションがあれば、その必要な時間だけ利用して、シチュエーションに対応する事が可能です。

 

カーシェアのデメリット

× 長時間利用は料金的に不向き
× 車内が汚い事がある
× 忘れ物が見つかりにくい

 

トータルで考えるとカーシェアの方に軍配が上がると個人的には思います。近年、大都市では、乗り捨て可能なレンタサイクルや電動キックボードも普及されて、リモートワークも一般的になっています。車はますます趣味の域に入り、日常で車は不可欠な存在でなくなりつつあります。

そんな中で、“借りたい時に借りたい分だけ”利用できるカーシェアは便利な存在で、無駄なく使いたいものです。そんなカーシェアを以下項目から簡単にまとめてます。

 

カーシェア会社比較

カーシェアで一番安いところ、登録のしやすさ、保有台数、設置場所、借りやすさで比較していこうと思います。

 

タイムズカーシェア(タイムズ)

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カーシェアを根付かせたパイオニアですね。運営はタイムズ24(株)で全国にコインパーキングを展開している事で有名な会社です。カーシェア創業時から自社で管理しているパーキングに車両を配置する事で、現在でも全国多くの場所で車両を借りる事が出来ます。

 

カレコ・カーシェア

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タイムズと同じくパーキング三井のリパークでお馴染みで超大手、三井グループ三井不動産リアルティ(株)が運営するカーシェアです。リパークにカーシェアを配置する事でタイムズと同じく急激にステーションと車両を増やしました。

 

オリックスカーシェア

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祖業がリース事業で不動産開発や金融も幅広く手掛けるオリックスグループオリックス自動車(株)のカーシェアです。前述の2社と違い、パーキング事業からではなくリース事業のノウハウを生かして参入したカーシェアです。

良くも悪くも、多くのパーキングを運営している訳ではないので、タイムズ、リパークに関わらず、様々なパーキングに車両が配達されています。

 

それではここから、具体的な特徴や詳細を紹介してきます。

 

登録完了まで

【タイムズ】

『スグ乗り入会』なら必要書類を提出し、最短15分で利用開始できる。登録後、アプリダウンロードし、アプリでも登録してアプリで車両を借りる。

【カレコ】

必要書類提出後、最短15分で利用開始できる。アプリでも登録し、アプリで車両を借りる。

オリックスカーシェア】

『Web入会』で必要書類提出後、最短1日〜利用開始。会員カードが届いてから、カードで車両を借りる。

決済、支払方法

【タイムズ】

月締めで翌月支払。クレジットカードのみ対応。

※タイムズカーシェアは以前、デビットカードも対応してましたが、23年10月現在は対応してません。

【カレコ】

月締でクレジットカード払いのみ対応

オリックスカーシェア】

月締めで翌月支払。クレジットカードの他に『d払い』でのdocomoのケータイ払いが可能。dポイントも貯める事が可能。

 

料金体系

今回の料金体系はカーシェアでいうところの「ベーシック車」を対象にしました。ベーシック車は「フィット」や「ソリオ」、「スイフト」と言った5人乗りのコンパクトカーと呼ばれる車両のグレードです。

【タイムズ】

基本料金880円(880円分の利用料金付き)、学生無料

利用料金:15分220円、6時間4,290円、24時間6,600円、ナイトパック(18時〜9時)2,640円、距離16円/km

【カレコ】

基本料金980円(980円分の利用料金付き)

利用料金:10分150円、6時間4,280円、24時間7,300、夜間パック(18時〜9時)3,200円、距離18円/km

オリックスカーシェア】

基本料金880円(880円分の利用料金付き)

利用料金:15分220円、6時間パック4,280円、24時間7,680円、夜間パック(18時〜9時)2,980円、距離18円/km

車両台数(23年6月時点)

【タイムズ】

33,210台

【カレコ】

6,742台

オリックスカーシェア】

2,501台

 

タイムズが頭二つくらい飛び抜けてます。さすが業界No. 1といったところでしょうか。

 

設置場所(23年6月時点)

全国ふくめて各社が展開しているカーステーションの数や傾向を調べてみました。

【タイムズ】

15,357ヶ所

47都道府県に設置されています。

空港や駅などにも多く設置されていて、利用者の様々なシチュエーションに対応していると言えますね。その他にも、タイムズのパーキングや土地のオーナーがタイムズに土地を貸して、車両を設置している所もあり、住宅地域のステーションも多くあります。

【カレコ】

3,753ヶ所

関東+主要都市にステーションが設置されています。駅付近のリパークなどにもステーションがあるので、日常の利便性には応える事が可能です。

オリックスカーシェア】

1,681ヶ所

29都道府県(23年10月時点)に設置されています。各空港に設置されていて、出張や観光での利用者に対応している印象です。

 

車両の種類

カーシェアも車両を選ぶ事は可能です。レンタカーと同じくグレードによって金額も変わります。ガソリンの給油は不要なものの、ハイブリッド車も設置してあるところもあります。

【タイムズ】

グレードは「ベーシック」「ミドル」「プレミアム」の3種類です。ベーシックの車種が一番豊富で、大きなステーションによっては、軽トラックや商業用バンも「ベーシック」の料金で利用可能です。

以下、タイムズカーシェアのWebページに記載の車種の一例です。

タイムズカーシェアのベーシックの一覧

タイムズカーシェアのミドルの一覧

タイムズカーシェアのプレミアムの一覧

【カレコ】

カレコの車種は「ベーシック」「ミドル」「ミドルプラス」「プレミアム」「プレミアムプラス」と5種類になっています。車好きな人のニーズを汲み取る車種の豊富さが売りです。

カレコの車種一覧

特に「プレミアム」以上のクラスになると、『カーシェアして良いの?』と思うような高級車も利用可能です。

カレコの高級車

オリックスカーシェア】

オリックスカーシェアの場合は「スタンダード」「ミドル」「デラックス」「EV車」と4種類となっていて、レンタカーに近いラインナップです。まだ全体の車両台数も多いといえない事もあり、車種の数も3社の中では一番少ないです。

オリックスカーシェアの車種一覧

オリックスカーシェア

 

借り方

カーシェアの開錠

カーシェアはその手軽さから、セルフで借りるのが基本です。自分自身で予約したステーション(パーキング)に向かい、予約した車両のナンバーや車種で予約車を探し、開錠します。借り方について各社の詳細を紹介します。

 

【タイムズ】

予約方法:Web上やアプリで予約。乗りたい車が空いていれば、その場で予約可能。最短5分後に乗車可能

開錠方法:カードの場合は、予約時間になったら、外装に付いているカードリーダーにカードをかざして開錠。

アプリの場合は、登録の電話番号に認証コードが送られてきて、それをアプリ上で打ち込むと開錠。

車内に、システムと連動したキーボックスや差し込みがあり、その中の車の鍵を取り出し利用。

【カレコ】

予約方法:Web上やアプリで予約。乗りたい車が空いていれば、その場で予約可能。最短10分後に乗車可能。

開錠方法:カードの場合は、予約時間になったら、外装に付いているカードリーダーにカードをかざして開錠。

アプリの場合は、登録の電話番号に認証コードが送られてきて、それをアプリ上で打ち込むと開錠。

車内に、システムと連動したキーボックスや差し込みがあり、その中の車の鍵を取り出し利用。

カレコの場合、ステーションに早く予定より早く到着した場合に、『10分前倒しボタン』があり、手軽に利用時間を早められる。

オリックスカーシェア】

予約方法:Web上やアプリで予約。乗りたい車が空いていれば、その場で予約可能。最短10分後に乗車可能。

開錠方法:カードの場合は、予約時間になったら、外装に付いているカードリーダーにカードをかざして開錠。

アプリでの開錠のサービスは無し。(23年10月時点)

車内に、システムと連動したキーボックスや差し込みがあり、その中の車の鍵を取り出し利用。

 

キャンセル料について

カーシェアはキャンセルも手軽です。3社のキャンセルする際の内容をまとめました。

【タイムズ】

予約時間1分前までキャンセル可能でキャンセル料も無し。

予約時間経過後は、予約の取消しが可能で取消しまでの経過時間分の料金発生。

時間予約の場合は、最小で15分の料金。

プラン予約の場合は、プラン料金の100%。

【カレコ】

予約時間1分前までキャンセル可能でキャンセル料も無し。

予約時間経過後は、予約の取消しが可能で取消しまでの経過時間分の料金発生。

時間予約の場合は、最小で10分の料金。

プラン予約の場合は、プラン料金の100%。

オリックスカーシェア】

予約時間1分前までキャンセル可能でキャンセル料も無し。

予約時間経過後は、予約の取消しが可能だが、予約内容に関わらず、予約時間(料金)50%のキャンセル料金が発生

 

借り方の手軽さとキャンセルした場合の金額の安さは最小レンタル時間が短い【カレコ】が一番良さそうですね。

 

返し方

カーシェアは返し方も手軽です。ただ注意したいのは、返した状態の数分後に別の人が借りる場合もあるので、シェアである以上、返し方にも次の人への配慮は欠かせません。

 

【タイムズ】

借りた場所に駐車し、車内にある鍵の差し込み口に鍵を戻し、借りる時にかざしたカードリーダーにカードをかざしてロック、返却完了。

アプリの場合は施錠ボタンを押して返却完了。

時間借りの場合は、予定より早く返却すれば、その返却時間までの請求。

【カレコ】

借りた場所に駐車し、車内にある鍵の差し込み口に鍵を戻し、借りる時にかざしたカードリーダーにカードをかざしてロック、返却完了。

アプリの場合は施錠ボタンを押して返却完了。

時間借りの場合は、予定より早く返却すれば、その返却時間までの請求。

オリックスカーシェア】

借りた場所に駐車し、車内にある鍵の差し込み口に鍵を戻し、借りる時にかざしたカードリーダーにカードをかざしてロック、返却完了。

時間借りの場合は、予定より早く返却すれば、その返却時間までの請求。

 

3社とも内容は同じです。コツとしては予定より多めに予約をしておくことで、心にも余裕がでますので、その上で返却をすればその時間までしか料金は発生しないので、最低でも1時間くらいは長めに予約することです。

 

カーシェアの乗り捨て

旅行や出張に多くの需要がある「乗り捨て」ですが、カーシェアも可能なところもあります。3社の内容を紹介します。

【タイムズ】

空港など「乗り捨て可能ステーション」のみ予約時に乗り捨ての選択可能。

乗り捨て料金は「ミドル」で3,300円/回。

【カレコ】

カレコは乗り捨てのシステムはありません。関東を中心にターゲットが旅行者というより、日常のドライブライフを楽しむ人ということもあり、乗り捨てサービスは無いようです。

オリックスカーシェア】

オリックス乗り捨てのシステムはありません。カレコと違いターゲット層が旅行者も含まれていますが、オリックスの場合、通常のレンタカーも運営しているので、サービスを棲み分けているのでしょう。ただオリックスの場合はレンタカーのノウハウがあるでしょうから、今後乗り捨てサービスが追加される可能性はゼロではありません。

 

カーシェア3社の比較表

ということで、今までいくつかの項目でカーシェア会社3社の内容を紹介してきました。個人的な評価ではありますが、簡単にまとめた表がこちらです。☟

カーシェアの比較

個人的な見解も入っていますので、自分の生活圏内や使い方によって使い勝手の良さは変わってくると思いますが、参考までにしてもらえればと思います。

 

まだあった!おすすめの格安カーシェア

カーシェア会社を紹介してきましたが、

『正直似たり寄ったりで同じ…』

『まだ値段が高く感じる…』

そんな風に思う人もいると思います。大手になるとなかなか特色を濃くだせないのが現状です。

とは言え、安いからと言って

『汚い車』『古い車』『カーナビがない車』『キャンセル料だけ高い』カーシェアも避けたいものです。

『安くて、最低限キレイな車で融通がきく』が一番だと思いませんか?

 

先に紹介した大手3社は、利用すれば月額料金がかかりませんが、全く利用しない月は880〜980円かかるので、車両が空いてなかった時のための保険で予備で登録する事ができません。

 

登録料も月額も完全無料のカーシェア

本当の意味で、利用した分だけのカーシェアがあるんです。これなら本命でないにしても、予備で登録する事が可能です。

月額無料のカーシェア アースカー

 

格安なのはもちろんの事、車両もバラエティに富んでいて、融通がきくのが嬉しいポイントです。

 

新しいカーシェア【EARTH  CAR(アースカー)】

カーシェア アースカー

 会員登録・月会費が完全無料のカーシェア「EARTHCAR」

 

キャンピングカーも利用可能

なんとキャンピングカーもシェア可能です。時代にあったカーシェアですね。寒い時期のキャンプにはもってこいですし、キャンプカーだけ割高という事もないので、将来購入を検討している人はお試しで利用するのアリだと思います。

ちなみに、23年10月時点の都内で、

トヨタコルドバンクスにキャンプ道具セット付きで4時間2,500円です。

キャンピングカーのカーシェア

 

キャンピングカーをカーシェアできるなんて便利な世の中になったものです。

キャンピングカーのレンタルを検討していた人も今からでも遅くはありませんので、覗いてみて下さい。

 

キャンピングカーのラインナップページ!

 

6時間1,000円!?のプラン

このアースカー車種や場所によって細かく料金プランを変えてるんです。同じ車種でも年式や搭載オプションが違っていれば、料金設定を変えてます。

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また、場所によっても価格を変えてるのもカーシェアとして珍しいです。

本来は設置場所の土地の駐車代は大きく変わるので当たり前な気もしますが…

 

キャンセル料も無料

前述の大手3社と同様に直前までキャンセル料はかかりません。一般的なカーシェアと同じ扱い方で良いので、普段タイムズなどを既に利用している人は違和感なく使えます。

 

アースカーが安い理由

アースカーの安い理由は、運営方法や車両の捻出方法にあります。

アースカーは各地域に「パートナー企業」としてカーシェアが出来る既存のレンタカー会社や個人のオーナーと契約して、運営を任せながらステーションを増やしています。

車両も既存のレンタカー会社の車両を利用しているので、新たに車両を準備するコストを抑えらます。レンタカー会社等の車両なので、管理もされてますし、需要が少ない車種などは個別に価格を下げて貸し出してる訳です。

ありそうでなかったカーシェア会社ですね。

 

管理された車両と補償

安いのが売りだからと言って、車内が汚かったり、もしもの事故の場合に対応してくれなければ安心して使えません。

アースカーは他のカーシェア会社と同じ様に、24時間対応可能なコールセンターも設置されてますので、万一の時への対応も可能です。

車内の管理も、体制の整った各レンタカー会社が運営・管理してますで、清潔に保たれています。

カーシェアが普及している事も手伝って、使用してる人が汚さず、キレイに片付けして返却している事で、近年のカーシェアはもともとキレイに使える事ができます。

 

登録後すぐに利用可能

大手3社と同じく、登録後にすぐ利用可能なのが嬉しいです。

利用時は専用アプリのBluetooth機能で解除するので、これまた手軽です。

 

アースカーの総評

大手3社に比べると車両台数は圧倒的に劣ります。しかし、大手の場合「乗らない月は月額が発生する」という料金システムの為、何社も登録する事が出来ません。

アースカーは何より月額がゼロで料金が全くかかりませんので、2番手として保険の様な利用方法が一番良いかもしれません。全く無駄になりません。

また、イベント事でいつもと違う車両を利用したいという場合にも有効だと思います。

キャンピングカーだけでなく、オープンカーや高級外車もカーシェア可能なので、アクティブなドライブライフに彩りを与えてくれるでしょう!

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☟格安カーシェアはこちらです☟

 

登録まではタダですので、予備としてでも、ぜひおすすめです⭐︎